SAILINGー1では、菊池航による川瀬亜衣のソロ、川瀬亜衣による菊池航と藤原美加のデュオを、

大阪市此花区四貫島にある住居とスタジオなどの複合建物PORTにて制作、上演します。

5日間の現地滞在制作をクリエイション期間の最終段階に設定し、6日目と7日目に上演となります。

各回、WORK1・WORK2の2作品を公演する全3回公演。

19日(日)19:30の公演終演後には、ゲストを迎えたトークイベントを開催します。

[日時]

 2018年8月18日(土)①19:30開演

 2018年8月19日(日)②16:00開演/③19:30開演 *終演後トークあり

 各公演30分前に開場、受付開始


[会場]

 PORT 4F


[料金]

 予約 2,000円  当日 2,300円 

 ※ いずれも1drink含む

 ※ 各回定員20名


トークイベントゲスト 武田力, 米子匡司


【WORK1】 「みを-つくし」 作・菊池航 出演・川瀬亜衣

四貫島の名前の由来は、元々この近辺が島で、地主がはるか昔に島を買うとき「四貫文」の値段だったという説がある。川が多く、海が近い。潮の満ち引きによって川の水位が変化する。もうほぼ大阪湾。行き来する船が目にした澪標(みおつくし)。現在の「そこ」の呼び名は。


(ウィキペディアより引用)

〈What 3 words〉:地球上を57兆個に分割した3メートル四方のグリッドを使用し、その解像度で場所を伝達するためのジオコーディングシステムである。従来のほかの位置エンコードシステムとの違いは、住所や経緯度ではなく、3つの単語で簡単に表される点にある。

〈澪標〉:澪標は川の河口などに港が開かれている場合、比較的水深が深く航行可能な場所である澪との境界に並べて設置され、行き交う舟の運行指標となった。澪標は古くより「水の都」と謳われていた大阪との関連性が強く、その意匠は明治24年(1891年)に大阪市の市章等として採用されている。

【WORK2】 「握るられる」 作・川瀬亜衣 出演・菊池航 藤原美加

過去は現在にしかありません。過去をみつめることは現在を見つめることの内にあると思っています。「握る/握られる」という他者/物との経験を、2人のダンサーと彼ら自身の身体に訪ねるところから、作品作りをはじめました。握ること、握られることは、人間が生まれて老いていく中で欠くことのないはずの体験だと思っています。生まれて抱きとられ、老いてまた介助されるように、人の手に握られる経験は特別かつ日常的に訪れる幸福なものであってほしいと思います。皮膚や肉や骨が覚えている過去の経験は、今そこで「握る/握られる」ことがなくても、私たちの身体に残っている。「握る/握られる」だけではなく、PORT4Fでの時間も然りです。2人の身体を介して、この場に留まる時間を一緒に見つめて頂けると幸いです。


藤原 美加 (ふじわら みか) / WORK2「握るられる」出演

愛媛県出身。6歳よりモダンダンスを始める。日本女子体育大学舞踊学専攻に入学し、「全日本高校大学ダンスフェスティバルin神戸」にて文部科学大臣賞を受賞。卒業後「国内ダンス留学@神戸」2期生を修了し、近年は きたまり/KIKIKIKIKIKI マーラーシリーズ、黒沢美香等様々な振付家の作品に出演。深い根を張る肉体で時間の「間」を満たし彩る。


武田力(たけだ りき) トークゲスト 19日*19:30-

演出家、民俗芸能アーカイバー。とある幼稚園での勤務を経て、演劇をはじめる。糸電話、警察署員の説教、たこ焼きなど演劇っぽくない素材を作品に用いるが、それは各地の民俗芸能に着想を得ている。また、ある過疎集落で継がれる六斎念仏踊りの継承に関わる。こうした民俗芸能との互恵的関係から、社会課題を軽やかに観客と思考する作品を展開している。アーツコミッションヨコハマ2016, 17年度クリエイティブ・チルドレン・フェローアーティスト。今夏より此花に移り住む。http://riki-takeda.com


米子匡司(よなご ただし) トークゲスト*19日19:30-

音楽家。トロンボーン/ピアノ奏者。プログラマ。音とそれにまつわる現象を扱った自作楽器での演奏、音源の制作、展示などを行う。近作は、電球をオシレーターにした懐中電灯の楽器や、町の地図を元にフィールドレコーディングと演奏を行った《地図による音の記録》シリーズなど。音楽活動のほか、音を販売するための自動販売機の制作も行う。住居とスタジオなどの複合建物PORT管理人。PORTを拠点として屋外でのライブイベント《PARADE》を毎月開催中。SjQ(cubicmusic/HEADZ)およびSjQ++メンバー。


[special thanks]米子 匡司 武田 力 斉藤 綾子 遠藤 僚之介 and PORT

[photo]遠藤 僚之介